作品概要:大日如来

大日如来(だいにちにょらい)の名前は、大日の智恵の光が、昼と夜とで状態が変化する太陽の光とは比較にならないほど大きく、 この世の全てのものに智恵の光をおよぼして、あまねく一切を照らし出し、 また慈悲の活動が活発で不滅永遠であるところから、特に太陽である「日」に「大」を加えて「大日」と名づけられています。 全ての諸尊は、大日如来より出生し、 大日如来の徳をそれぞれが分担し、また衆生救済にあてられている諸尊の働きも大日如来の徳の顕現であると説かれています。 
大日如来の姿の基本は変わりませんが、大日如来の手の結び方(印相)が異なるところから、 古来より胎蔵大日如来・金剛界大日如来と区別して呼ばれています。胎蔵大日は、膝上で左の掌を仰けておき、その上に右の掌をかさね左右の親指の先を合わせ支える「法界定印」を結び、 金剛界大日は、胸の前にあげた左拳の人差し指をのばし、右の拳をもって握る「智拳印」を結んでいます。


<作品番号:dn20110421>
大きさ:幅30×厚み19×高さ80センチ 素材:ヒノキ  着色:淡い褐色
金剛界大日は、胸の前にあげた左拳の人差し指をのばし、右の拳をもって握る「智拳印」を結んでいます。





          

 類似作品:dn20160720(40cm)


<作品番号:dn20120507>
大きさ:幅22×厚み12×高さ50センチ 素材:ヒノキ 着色:淡い褐色
胎蔵界大日は、膝上で左の掌を仰けておき、その上に右の掌をかさね左右の親指の先を合わせ支える「法界定印」を結んでいます。






 
  


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